書くだけ屋台
ようこそ 書くだけ屋台の遊び村
楽しくなくっちゃ書道じゃない。
◇ 早速始めましょう。
筆、硯、墨、紙は「文房四宝」と言われ、書道において大切に扱われています。
書道用具は文房具店、書道専門店、通信販売等で購入できます。
書道専門店等では、例えば、筆を手にして見る事も出来ますし、質問することも出来ます。
1 必要な書道用具
筆
- 半紙に4~5字を書く場合は、3号か4号をお勧めします。
- 号数は、あくまでも目安です。ここでの3~4号の軸の径は11mm~13mmです。
- 和筆の号数は、軸径により定めれれており、特号もありますが、一般的には1号~10号までです。数字が大きくなれば軸径は細くなります。
- 毛の色によって筆の性質が異なります。白系の毛は腰が柔らかく、茶系の毛は白系と比較すると腰が強いです。
- 小筆も必要です。
硯
- 硯には、大きい硯から小さい硯まで幅広くあります。
- 3号~4号の筆を使用するのであれば、手のひらサイズか、それよりも少し小さめの硯をお勧めします。大きさは、90mm×150mmまたは75mm×135mmのサイズです。
- 僕汁を使用すのであれば硯は要りません。墨池に僕汁を注いで硯の代替えになります。
- 僕汁、澄池は手軽で便利ですが、硯に水を注ぎ、ゆったりとした心持で墨をする楽しみ方もあります。お勧めです。
硯
- 墨の形は長方形が主で、規定はあるようですが大きさも様々です。
- 墨の原料の違いによって、油煙墨や松煙墨に大別されています。
- 墨には、漆黒の色合いのもの、やや赤味を帯びたもの、青味を帯びたものがあります。
紙
- 紙を大別すると、「滲む紙」、「滲まない紙」です。
- 滲む紙は「画仙紙」です。荷まない紙は「加工紙」で「陶砂びき」とも言われます。
- 「料紙」は美しく装飾された紙で、主にかな作品に利用されます。
- 半紙は、数十枚を「袋詰め」されていたり、百枚単位の「箱入れ」だったりして販売されております。千枚入りの箱売りの場合は、一般的に1,000枚の束を「1〆」と呼びます。
文鎮
- 紙の上方左右を抑える程度の文鎮をお勧めします。
- ある程度の重さがあり、安定している形の物が使いやすいです。。
お手本
- お手本は必要です。
- 指導者からのお手本や市販の手本書籍などがあります。
- 永く書道を続けるには、書道月刊誌をお勧めします。
- 書道月刊誌には、毎月、定められた課題の説明と、ほど良い大きさの参考手本の写真が掲載されているので良き手本になります。、
下敷き
- 床が平は所で使用する下敷きは、厚さが2mm程度で間に合いますが、畳のようなところで使う場合はやや厚手の3~4mm程度が良いです。
- 「枠引きあり」の下敷きと「枠引きなし」の下敷きがあります。
- 枠引きの枠の中には、一画の書き始めや字形を定める位置決めに利用できる「格子模様」や「十字模様」や、「米模様」があります。
- 下敷きには、白系、緑系、赤系などがあります。
その他
- 硯箱、硯を入れる器です。
- 水滴(水差し)、磨墨時の硯に水を灌ぐ器です。
- 筆床、墨のついた筆を置くための器です。
- 墨床、墨を置くための台です。
- 筆掛け台(筆架)、洗った筆を吊り下げて乾燥保管する為の台
- 半紙作品の収納ファイル
2 書道用具の置く位置
- 下敷き及び半紙は、体の正面に置きます。
- 文鎮の置く位置は半紙の上部です。追加で、半紙の右下に置くときもあります。
- 筆や硯、墨は、半紙の右側に置きます。
- 手本の置く位置は、半紙の左側が一般的です。
- 手本は、体の正面に置くか、立てかける方法もあります。
- 書道用具を置く体との高さは、概ね臍の位置が良いです。例えば、机を利用する場合は椅子の高さを調整します。
3 書道用具の使い方
筆
- 筆に墨付けする前には筆を水洗いをします。その後に墨を付けます。
- 新しい筆はぬるま湯にひたしで糊付けを除きます。その後さらに水洗いをしてから、墨付けをします。
- 筆に墨が程よく含んでいる事により、墨に含まれている膠が一本一本の毛にまとわり付き、筆の送筆の腰砕けを防いでくれます。
- 墨付の度合いは、書き込む字の大きさや、書き込む字数により異なります。
- これで字は書けます。
- 墨付けをした筆を置く時は筆床を活用してください。
- 墨付けしたままでの筆の放置は厳禁です。筆鋒が乾燥します。
- 使用後は必ず水洗いをして筆鋒に付いている墨を除去します。そして乾燥させ保管します。
硯
- 硯は石を削って形作られています。
- 使用前には、硯を数分間水に浸すことをお勧めします。
- 使用前に水に浸す事により、硯は潤います。
- 硯の表面は、ヤスリのようにザラザラしています。墨を摩る為のザラザラですので丁寧に取り扱いしましょう。
- 使用時、硯の表面はなるべく乾燥させないように留意しましょう。
- 使用後は必ず水洗いし、古い墨は残さないようにします。
墨
- 墨は湿気を嫌います。
- 墨は衝撃を与えると割れる事もあります。
- 磨墨の前に、硯の陸(墨を摩る面)に数的の水を垂らし、墨の面を数十秒間浸します。乾燥していた墨の表面が潤いますので磨墨が滑らかになります。
- 磨墨は、陸に少しの水を注ぎ磨墨し、また少しの水を注ぎ磨墨を繰り返す事をお勧めします。一気に「ドバッ」と水をいれるのはお勧めできません。
- 墨を磨った後は、墨の表面に付着している水分を紙等でしっかりとぬぐい取ってください。
- 磨墨に力は入れません。優しく磨墨します。磨墨時は、墨と硯と墨液間との心の会話があります。楽しい一時です。
- 硯に残ってしまった墨液はきれいに流します。1~2日と経た墨液は宿墨(死墨)と言われます。
- 下敷き等を墨で汚してしまった時は、墨が乾燥させないように水を垂らし、洗剤等を付けた布等でこするとそれなりに墨はなくなります。
紙
- 紙は水分を嫌います。
- 使用すべき枚数を概ね決め、手元に置いておくと便利です。
- 書き損じた紙は、墨付けした筆の余分な墨の吸い取りや、使い終わった後の硯の墨を吸い取ったりにも利用できます。活用しましょう。
🔶 書道用具があっての書道です。書道用具は我が身のように大切に取り扱いたいものです。
4 書道用具の後片付けです。大切です。
- 筆は、毛の部分の根元までしっかりと水洗いしましょう。
- 硯もしっかりと水洗いを行います。特に硯の表面の墨は丁寧に洗い流してください。
- その他の書道用具も、次回に備え丁寧に保管してください。
5 字を書いてみましょう。
- 軸の上部を持ってみましょう。
- 初めは筆の穂先だけで書いてみる。
- その次は筆を思いっきり潰して書いてみる。
- その次は筆を中くらいまで潰して書いてみる。
- 上記の要領で、「トン」と筆を置き、「ツー」と筆を走らせ「、トン」と筆を進めてみて、その違いを学習する。
- ご自身の好みの筆使いを試してみます。
- 気持ちを軽くする事で、生き生きとした線になるはずです。
- 筆への墨付けは、筆一杯に墨を付ける事を勧めます。
- 書き終わった後の書道用具(筆や硯)の後片付けをします。
6 書道用具の知識
書道に必要な各種の用具には、書く目的や好みに応じて様々に工夫された多くの種類があります。
筆の部
- ◇ 一言で筆といっても用途に応じて様々な種類があります。
- ◇ 小さい字を書く時は小筆(細筆)、大きい字を書く時は大筆(太筆)を使います。
- ◇ 茶色の毛の筆、白い毛の筆などがあります。
- ◇ 筆の軸にも木製だったり竹製だったり、今はプラスチック製>もあります。
- ◇ 軸の形にも、毛の部分の径と同じ太さの>平軸と、毛の部分の径より細くなっているダルマ軸の筆もあります。
硯の部
- ◇ 硯は墨を摩る面と、磨った墨を蓄える凹んだ所を併せ持つ器です。
- ◇ 硯の材料は主に石製ですが、石製以外の硯もあります。
- ◇ 硯の形にも様々にあります。例えば、長方形、円形、楕円形等です。
- ◇ 墨汁を入れる容器があります。筆洗と言います。
墨の部
- ◇ 墨にもサイズがあります。1丁型、2丁型と数字が大きくなれば墨の大きさも大きくなります。
- ◇ 1丁型の大きさは概ね、縦の長さは78mm~87mmです。3丁型は105mm~120mm程です。数字が大きくなれば墨の形も置きくなります。大きさは製造メーカーで若干異なるようです。
- ◇ 墨の原料は煤であり、膠と練り合わせ木枠で形作られているそうです。
- ◇ 油煙墨は、植物油を燃やしてできた煤を原料としているようです。
- ◇ 松煙墨は、松を燃やしてできた煤を原料としているようです。
紙の部
- ◇ 紙は、滲む紙と滲まない紙に大別されます。
- ◇ 大きさも様々です。色紙、半紙、半切(条幅)、全紙などです。
- ◇ 書の稽古等で使用するのは半紙が一般的です。
- ◇ 書作品や公募展等への出品を目的とした場合は、その目的に合致した紙を使用します。
