書道用具の準備
書道用具を揃える
必要な書道用具
- 太筆(三号か四号で、中鋒の兼豪筆か羊毛筆を推奨します。)
- 細筆(イタチ毛類の筆を推奨します。)
- 硯(太字用と細字用の二種類があると便利です。)
- 墨(固形墨と液体墨に大別されます。)
- 紙(紙の選択は大切です。)
- 下敷き(無地と罫線を引いた物があります。罫線も同一ではありません。)
- 文鎮(小さめの文鎮を半紙の右上一個、左上一個置くことをお勧めします。)
- 手本(書道月刊誌の活用をお勧めします。(昇級の楽しみがあります。))
更に揃えたい書道用具
- 硯箱(硯や筆、墨などを入れます。)
- 墨はさみ(墨の消耗が進み、磨墨時に墨の握り部分が少なくなった時に使います。)
- 筆枕(使用している筆を一時的に置く為の台です。)
- 筆巻き(持ち運び時に便利です。)
- 筆架(筆を掛ける架台)
- 筆筒(筆を入れる筒)
- 水差し(硯への給水に使用します。)
- 印・印泥・印矩・印じょく台(押印時に使用します。)
- 墨台(使用している墨を一時的に置く為の台です。)
- 字典や漢和辞典及び書道解説書等(書道月刊誌課題を書く時の参考になります。)
書道用具を置く位置
- 下敷き及び半紙は、体の正面に置きます。
- 筆や硯、墨は、半紙の右側に置きます。
- 手本の置く位置は、半紙の左側が一般的です。
- 手本は、体の正面に置くか、立てかける方法もあります。
書道用具の買い方
- 指導者、又は書道用品専門店に相談したら良いと思います。(書きたい字の種類(漢字、かな等)や字の大きさ、予算など)
- 多くの商品を見比べます。
- 筆の試し書きが出来る販売店もあります。